黙示庵

庵(いおり)で、清貧と静謐な暮らしを・・・日記でそっと独り言

アンティックな場所へ・・・

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★‘Anti-que‘(アンティック)とは、 骨董品、古美術品などの意味を持つAntique (アンティーク)と、 反する、反対の意味を持つAnti (アンチ)を合わせた造語。回顧主義であって反古典的、古典的であってどこか新しい。・・・古典的であってどこか新しいって素敵。でもアンティークも好きですね。アンティーク古物。特に家具や道具類、衣類などのうち100年を経過したものを言い、道具としての価値よりも美術品としての価値を認められる。100年未満はヴィンテージと呼ばれるらしい。

珈琲を頂くときはアンティックな場所で頂きたい。昨今はそんな喫茶店に遭遇することがありません。アンティークならなお良いけれど、古き良き物は時代をすり抜け置いてゆかれたのです。表現を変えて、経済は連れてゆけなかったのです。高尚すぎて貧困陳腐さに馴染めなかったのでしょう。アンティークが拒否したのではなく現代人が拒否したのではなく、質の陳腐化に対応できなかっただけなのだ。まるで人間と同じ。庶民的なのが素晴らしくそれ以外は余所者の眼で見るのに似ている。だが、そんな人間ばかりではないのだ。

★更新の記録にまた参ります。

★冬の季語【竜の玉】を更新致しました。竜の髭について調べているうちに昨年熨斗蘭 (のしらん)について掲載しておりました。竜の髭(蛇の髭)の竜の玉との比較は元より花や葉の比較検討をしておりません。後に致したいとのことから記すことに致しました。