黙示庵

庵(いおり)で、清貧と静謐な暮らしを・・・日記でそっと独り言

新松子(しんちぢり)

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 新松子(しんちぢり)とは・・・その年新しくできた松毬のこと。受粉後1年以上かかって成熟します。初めは鱗片を固く閉ざしておりますがやがて木質化し開いた鱗片から種をこぼします。 まだ青くて固いものを新松子(しんちぢり)と申します。

青々とした所謂 青松毬(あおまつかさ)は青臭くやがて松かさになるのです。松かさ拾いをしたものです。何に使うわけでも無いのに。

時々こうした自然の木々等に畏れを抱きます。宇宙空間との連動を感ずる為かもしれません。【俳句】を詠むとは・・・こうした畏れ、つまり手の届かない世界の中に生きている自分、生かされている自分も近い将来消えてしまう運命であることを。。。森羅万象は須らく連帯と連動の軸と軸との衛星にあり公転してしつつ生があるということを・・・シンプルな感情感性が本能的に察知する所以でありましょう。20:40